十三夜を飾りました♡(万葉の郷 2021.10.19)

日本行事の1つ、『十三夜』を飾りました。

今日は、里芋と柿をお供えしました。その後のおやつは【ゆで里芋に甘味噌】で、召し上がって頂きました。大変喜んで頂けたようで『これなら毎日がお月見だったらいいな♡』と仰ってくださいました。十五夜ではさつま芋と栗をお供えします♪

十三夜とは(以下 Oggi.jpより引用)

十三夜は旧暦の9月13日~14日の夜をいいます。十五夜が中国伝来の風習であるのに対し、十三夜は日本で始まった風習。十五夜では月の神様に豊作を願います。十三夜は、稲作の収穫を終える地域も多いことから、秋の収穫に感謝しながら、美しい月を愛でるのです。この時代は、月の満ち欠けなどを用いて暦を計算する旧暦を用いていたため、人々の生活と月は密接につながっていました。

旧暦は、毎月新月から数え始めます。新月から数えて、14日目~17日目が満月です。十五夜は新月から数えて15日目なので満月、もしくは満月に近い月。十三夜は新月から数えて13日目なので、満月には少し欠ける月です。十三夜は、十五夜の次に美しいとされています。

十三夜のお月見の始まりについては、諸説あります。平安時代に醍醐天皇が、月見の宴を催し詩歌を楽しんだのが、十三夜の月見の始まりではないかという説が代表的です。また、平安時代後期の書物に明月の宴が催されたことが記され、宇多天皇が「今夜の名月は並ぶものがないほど優れている」という意味の詩を詠んだという記述があり、風習として親しまれていたことが分かります。